ものづくり二人展
会期 2025年2月22日(土) 〜 3月30日(日)
「寄木細工」太田木工 太田 憲
手仕事への興味ものづくりを生業にすることへの憧れから職業訓練校でのモノづくりの基礎を学ぶ。
2003年箱根寄木細工製造元(株)木路入社。小田原で暮らし始め8年間修行。
2012年OTA MOKKOを設立
江戸時代から受け継がれた伝統ある寄せ木細工の技を使いながらも現代の暮らしになじむ、そんな
「クラフト」としてだけではなく「アート」としても成功させたいというそのビジョンが、まさしく
作品にアートを感じさせ独創性が高く、寄せ木細工の新しい形である。
「藍染」SelvedgeWork+i 山下 庸介
神奈川県在住2016年に阿波藍の産地・徳島県で江戸時代から伝わる伝統的な技法「天然灰汁発酵建て」で
作られる染液で染める「本藍染め」の天然藍の美しさに魅了され、本藍染めを学び始める。
2020年に天然藍染め工房「SelvedgeWork+i」を開設し、藍液体験や藍染め商品の販売を行う傍らで
藍染作家として、花鳥風月をモチーフにした絵画的な藍染作品を制作して、また、独特の感性で藍染の世界を
広げている。
両者とも、伝統の技を磨きつつ自由な発想でそれぞれのユニークな世界観を展開させる、今後さらなる期待の持てる作り手である。
その技と作り手たちの想いを多くの皆様にご堪能いただきたくご案内申し上げます。