浜口陽三・南桂子2人展
この度の企画展は、国際的に知られる版画家人生を送った浜口陽三・南桂子その2人それぞれの表現を多くの皆様にご覧頂きたくご案内申し上げます。
浜口陽三・南桂子2人展
会期 2023年9月2日(土) 〜 10月1日(日)
浜口 陽三
1909年和歌山県、ヤマサ醤油の先々代社長の三男として生まれる。
浜口は、20世紀におけるメゾチント技法の第一人者として国際的に知られる。
作風は銅販を気の遠くなるほどの時間をかけて彫り上げることによって生まれる。
その高度な技術は他の追随を許さず、「カラーメゾチントの新しい版画技術を開拓した作家」
として、高い評価を獲得している。
・てんとう虫 1984年 自筆サイン メゾチント 画寸5.8×3.8
・ざくろ 1978年 自筆サイン メゾチント 画寸11.5×11.5
・ぶどう 1978年 自筆サイン メゾチント 画寸11.6×11.6
南 桂子
1911年富山県生まれ。幼少の頃から絵画制作に興味を持ち30代になると童話や洋画を芸術家に師事して
学ぶ。後に夫となる浜口との出会いもこの頃で1954年には共にパリへ渡り本格的に銅版画を手掛けた。
作風はアンニュイとメルヘンが融合したような静かで透明感に満ちあふれています。モチーフは40年間ほとんど変わらず、93歳で亡くなるまで多くの作品を残した。
・はなと蝶 1966年 自筆サイン銅販 EA 画寸36.5×28
・シャトーと赤い実 1979年自筆サイン銅販画寸32.2×28.5
・深海の魚 自筆サイン 水彩・インク 画寸23.2×33
この度の企画展は、国際的に知られる版画家人生を送った浜口陽三・南桂子その2人それぞれの表現を多くの皆様にご覧頂きたくご案内申し上げます。