展示案内

~揺るぎない伝統の技の上に広がる宇宙~ ものづくり3人展(終了しました)

会期 2021年5月16日(日)(終了しました)
   


<漆器> 後藤漆藝 後藤信治(1971年生)

鎌倉彫伝統工芸士小園敏樹氏に師事し、漆工を修行し2010年後藤漆藝設立。
漆師として器や皿、箸など生活用品を作るとともに、工芸作品ではあまり見られないスポーツ用品等を
漆塗り作品として制作するなど実験的な活動も行ってる。


 <寄木細工> 太田木工 太田憲(1979年生)
箱根寄木細工の製造元(株)木路に入社し学ぶ。
2012年OTAMOKKOを設立し、伝統ある寄木細工を現代の暮らしになじむようにデザインし、斬新ながらも温かさを感じる作品が魅力である。


<藍染> selvedgework+i 山下庸介(1983年生)
阿波藍の産地徳島県で江戸時代から続く【天然灰汁発酵建て】本藍染めを学び2020年selvedgework+iを開設。染め上げた生地をキャンバスに、シルクスクリーンで花鳥風月などをモチーフに、繊細な図柄を手刷りした作品なども人気がある。

三者とも伝統の技を追求しながらも、自由な発想でそれぞれのユニークな世界観を展開させる、これから更なる期待の持てる作り手たちである。
どうぞ、その技とつくり手たちの想いをご堪能頂きたく、ご案内申し上げます。