展示案内

安藤 真司 銅版画展(終了しました)

会期 2017年5月13日(土) 〜 6月4日(日)(終了しました)
   


安藤真司さんは、当画廊にて初めて皆様に ご紹介させて頂く銅版画家です。


1960年 岐阜県に生まれる。
1989年 東京芸術大学大学院美術研究科修了後、様々な版画展にて大賞や優秀賞を受賞する。               
1994年 文化庁優秀美術作品として買上げ。
2004年 第13回ソウルスペース国際版画ビエンナーレにても買い上げとなる。
     
現在は、日本美術家連盟会員、日本版画協会会員として、各地で多数個展を開催するなど活躍中である。

 モチーフとしては、身近に生きる植物や昆虫たちの妖しげで美しく不可思議な世界を銅版画技法(エッチング・アクアチント・ドライポイント)の緻密な線描で描いている。版を刷り重ねる事により、生み出される色彩のバランス が素晴らしく、シックで落ち着いた雰囲気を かもし出している。

    『 風を感じて(春)』2012年 色彩銅版画・・・白モクレン
    『 雨の装いⅡ 』 2001年 色彩銅版画・・・あじさい
    『 ひとやかに艶やかに Ⅱ 』 2012年 色彩銅版画・・・バラ

 又、今回は珍しく ガラス絵(ガラスの片面に絵具で描き、反対の面からガラスを通して鑑賞する。)とも合わせて 40余点を展示致します。
実に正確なデッサン力で、丁寧に描き込んでいる作品には、どれも自然の息吹と、先生のお人柄が感じられ 我々の心を魅了します。

是非ともこの機会に“ 安藤 真司の魅力 ”を ご堪能して頂きたく ご案内申し上げます。