展示案内

多賀 新 & 生田 宏司 銅版画展(終了しました)

会期 2016年10月1日(土) 〜 10月30日(日)(終了しました)
   


今回は、日本を代表とする銅版画家 多賀 新と生田 宏司の2人展を開催します。
エッチング技法を用いる多賀 新と、メゾチント技法を用いる生田 宏司の両氏による、自画・自刻・自摺による漆黒の世界をご案内致します。

・多賀 新 ・・・1946年北海道に生まれ、1969年独学で銅版画を始める。
(エッチング技法) エッチングの鋭い描線で、エキゾチックで官能的な女性を幻想的かつ神秘的に描く。
人間の生と死、美を追求している。
『一角(ユニコーン)を抱いて』2014年
『夜 夢』2014年
『天使の使いシリーズ』→小品

・生田 宏司 ・・・11953年山形県に生まれる。多摩美術大学日本画科卒業。
(メゾチント技法) 梟や猫、鳥、花などをビロードのような美しい黒色で描き繊細な描線の中にも、力強く潤いのある質感を表現している。
『白福老滝図』1999年
『 瞬 』2016年
『侘助に目白』2016年

各々、個性の違った作風を持ち、海外でも活躍している両氏による見ごたえのある<銅版画・鉛筆画>合わせて50余点を展示致します。
是非、一人でも多くの方々にご高覧して頂きたくご案内申し上げます。